お気に入りのジャズを聴いて昔を思い出す
結婚する前は、都会に住んでいたこともあってよくジャズを聞きに行っていました。
私はジャズが特別詳しい訳ではないのですが、聞いているとその日一日をすっかり忘れて音楽に浸ることができて、リフレッシュできるので好きなのです。
そう言えば、某有名サックス演奏者のステージも見に行きました。
今では懐かしい思い出です。
結婚して都会から離れた所に住むようになってからは、そう言うチャンスもすっかりと御無沙汰。
そんな生活にいつの間にか慣れていました。
ところが、とある場所で私の好きな曲がかかりふと昔を思い出しました。
10年以上も昔のことを、鮮明に思い出したのです。
私はお気に入りの白いコートを持っていました。
当時は、白いコートが流行っていた。
それを着て、デートしていた時のことを思い出しました。
どうしてそんなことを思い出したのか分かりませんが、何だか胸がいっぱいになりました。
音楽って、勇気をくれたり元気をくれたりするのですが時々残酷だったりします。
ずっと忘れていたようなことを思い出させることもあるからです。
脳は、想像以上に色んなことを覚えているものなのかもしれませんね。
ふとした瞬間に、記憶のトビラが開いてしまうのでしょうか。
田舎は田舎で良いところなのですが、やっぱり都会の生活をもう一度してみたくなることもあります。
カエルの鳴き声が聞こえないような、そんな土地に暮らしたい。
時々で良いから、じっくりと音楽を聴くことができる場所に住みたいなと正直少しだけ思いました。
もちろん、主人には内緒の話です。
和楽器の演奏
学生時代に始めた和楽器の演奏が、未だに細々と趣味として続いています。
学生の時ほど時間は割けませんが、たまにCDを聞いたり、タイミングが合えばコンサートに出かけたりしています。
我が家は別にお金持ちでも何でもなく、和楽器に触れることも全然なかったのですが、大学1年の時に偶然和楽器のサークルの方に声をかけてもらい、なんとなくかっこ良く感じてやってみることになりました。
何でもそうだと思うのですが、興味を持って始めるとのめり込んでしまいますよね。
大学生の頃は、講義がない時間にはすかさず部室に行って30分でも1時間でも練習にあてていました。
部室においてあったCDも片っ端から聞いて、次に演奏したい曲を決めたり、単純に聞きたい曲を聞いたりして知識を増やしました。
楽器は部のものを借りることもできましたが、やっぱりマイ楽器が欲しくなるのが世の常です。
アルバイトをして自分用の楽器を購入しました。
大学を卒業してからは、本当に弾くことも少なくなって(弾く場所がないんですよね)寂しいのですが、1ヶ月に1度くらいのペースで友達と集まって、簡単な曲を合奏したりしています。
今では合奏よりも、合奏後の昼食会がメインな感じですが。
それでも、楽器を通して出会った仲間との縁なので、大事にしていきたいと思います。
プロになったり師範資格をとって弟子をとったりというのは考えていませんが、これからも末永く楽器を楽しんでいけたらいいなと思います。