長年私がファンであるとある小説家

大学在学中にデビューしたある作家がいる。
私が彼の作品に出会ったのは私が中学生の頃で、町の図書館で彼のデビュー作である小説を見つけた。
なんとなく気になって借り、自宅で読んでから、私は彼のファンとなった。

彼の本は1冊1000円以上、ものによっては2000円することもあって学生の私にとっては高価であったが、お小遣いをはたいて購入しては読みふけった。
彼の作品の魅力は意外なストーリー展開と言葉遊びである。
そもそも彼の筆名からして言葉遊びの要素がある。
その筆名をローマ字表記した場合、回文となるのだ。

筆名からこだわりのある彼だから、作品には随所に言葉遊びが見受けられ、読んでいてとても楽しい。
テンポ良く読めるのだ。
だからと言って内容が薄いわけではなく、むしろどうしてこんな小説を書けるのだろうと思えるくらい濃い内容である。
しかもそれを20歳そこそこで書いていたのだから、尚すごい。

ところで、彼はいくつかシリーズ物を書いているが、その中で最も人気のシリーズがある。
主人公がヒロインとともに奇怪な事件に巻き込まれていくもので、アニメ化もされている。
私の友人の中にも、彼の作品は読んだことはなかったが、アニメを見て好きになり、そのシリーズだけは小説を購入したという人がいる。

しかし、私にとってはその作品は彼らしくないと思う。
彼の特徴である言葉遊びもあまり見られず、読んでいて物足りない。
ストーリー展開もどこか間延びした感じがあって、刺激に欠ける。

一般的には高く評価されているのかもしれないが、私にとってはそのシリーズは評価が低い。
やはり彼のデビュー作であるシリーズが最も面白いと思うのである。

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