生活の知恵を体を張って実験

日本には昔から代々伝わる「おばあちゃんの知恵」というものがあります。
恐らく、どこの国でもあるんだろうけど。
どのようにその知恵がついたか分かりませんが、確実に科学的根拠がある生活の知恵なんですね。

そんな数々の生活の知恵が本当かどうか体を張って確かめた経験があります。
まぁ、若気の至りってやつで。
主に実験したのは、食べ合わせ。
ありますよね。
例えば、スイカとてんぷらとか、ウナギと梅干とか。
昔からタブーとされてきた食べ合わせですから、当然、悪い方向に作用するものだと先入観があるわけで。
大変ビビりながら実験しました。
まず、スイカとてんぷら。
順番はどうでもいいらしいんですが、スイカを食べた時はてんぷらを食べては行けないらしいんです。
「ほんとかよ。」と思いつつ、恐る恐る食べました。
てんぷらの種類は野菜のかきあげ。
てんぷらを食べてから、スイカを食べました。
両方美味しく頂いたのですが、食後2時間くらい経った頃でしょうか。
突如お腹に激しい腹痛が…。
そこからお腹を下してしばらくの間トイレとお友達状態でした。
そういうことだったんですね。
油ものを食べた後に体を冷やすものを食べると、こうなるのか…。
大昔、私と同じことをやった人がいるんだろうなとトイレで思いを馳せました。
次に、ウナギと梅干。
この組み合わせ、意外といけるんです。
美味しいんですよ。
余りにもおいしくて一気に食べました。
食後は特に変わった様子もなく…。
この教えは、「美味しいモノを早食いするのは体に悪いから、やめときなさい。」ってことなんでしょうね。
昔からの生活の知恵は裏に隠されたメッセージが奥深いです。

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