通信簿

学生の頃は長期休暇の前に、通信簿と言う、自分のことを評価された冊子を渡されますよね。
小学生の頃、私がもらっていたのは三段階評価の通信簿でした。
あまり勉強が好きではなかったので、正直いい成績は残っていないのですが、通信簿を配られる瞬間と言うのは何だかウキウキ、ソワソワするものでした。

そんな期待も通信簿を開く時までで、一通り眺めた後には、ガックリと肩を落としていました。
今回は頑張ったからなぁと思っていても、先生の評価は辛口です。
大抵、アヒルの行列が出来ているような成績表でしたね。
そして、悲しいことに1と言う悲しい数字もちらほら目にしました。
しかし私の両親は、そんな出来の悪い私にガミガミと言うことはありませんでした。
ただ、成績があまりにも落ちていた部分に関しては「これはもうちょっと頑張ってね。」と、やんわりと言われたように記憶しているのですが。
きっと我が家はそう言った教育方針だったのでしょうね。
落ち込みやすい私の性格上、とてもありがたい家庭環境だったのだなぁと今更ながら、思います。
こうしてみると通信簿と言うものは、ハッキリと目に見える形で人に評価される、貴重なデータツールだと言えるのではないでしょうか。
良い所はそのままに、悪い所は次に頑張る目安になりますものね。
社会人になると、なかなか人に評価される機会が無いように感じますし、学生時代の通信簿と言うのは自分を省みることの出来る、希少な冊子だったのだと感じています。

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