書道教室

小学生の頃は色々な習い事をさせてもらっていました。
ピアノや学習塾、水泳に習字など、曜日ごとに違った習い事をしていましたね。

何事も長続きしない私ではありますが、特に気に入っていたのが週に一度の習字の教室でした。
元々、祖父から通うように言われたと記憶していますが、級や段が上がっていくうちに、字を書くのが楽しくなっていったのでしょうね。
サボり魔の私には珍しく、六年生になるまできちんと通っていました。

もちろん、上手く書けない日も当然ありました。
そんな日はなかなか思い通りに筆が進まず、何度書いても先生にダメ出しをされ、教室で半べそをかきながら筆を動かしていたのを覚えています。
上手く書けない悔しさから、家に着いた途端に布団を被ってシクシク泣いたことも何度かありました。

しかし、こんな私でも継続して通えていたと言うことは、それだけ書道が好きだったのでしょう。
級や段が上がっていく達成感や、賞をいただけた時の嬉しさは何とも言えないものがありましたし、長く書道をしているうちに、自分の使っている書道道具に愛着が湧いていました。
その時の書道の先生に、道具の使い方を教えてもらっていなければ、全く使われることがない道具もあったかもしれません。
そんな些細なことの一つ一つが大切に思えるほど、私にとって書道と言う習い事の時間はかけがえのないものだったのでしょうね。

小学校を卒業すると同時に辞めてしまった習字ですが、今更ながら辞めずに続けていればよかった、と悔やんでも悔やみきれない思いでいます。
今は習い事から離れ、日々を過ごしているのですが、ふと書道をしたいなと言う思いに駆られることがあります。

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