ダイエットをすることにした

もともと私は太りにくい体質だったと思う。
お菓子が大好きで、チョコレートにスナック菓子、そして和菓子と毎日大量に食べていたのにも関わらず、体重は標準だったし、スタイルも悪くなかった。
「食べているお菓子の量が半端ない」と夫から驚かれたものだ。

妊娠で10キロ増えたものの、産後半年ほどで元の体重に戻った。
しかし、最近どうにもお腹周りや二の腕の肉づきが気になってきた。
夫からも母からも「太った？」と言われ、実家に帰省した際に数年ぶりに会った友人からも「昔はもっと細かったよな」と言われた。
実家近くに住む親戚のおばさんからも「太ったんじゃない？」と笑われ、私の心はズタボロだった。
実際、体重計に乗ってみると、昔よりも5キロ増えていた。
結構な増加具合である。
食べている量は昔と変わらないというのに、やはり年のせいなのだろうか。
新陳代謝が悪くなって、肉がつきやすくなっているのだろうか。
何にせよ、自分が太ったことに変わりはない。
特に二の腕は、娘を抱っこすることによって筋肉がついて逞しくなったのにも関わらず、もともとあった二の腕のプルプルは健在で、もともとの太さより１．5倍になっている。
鏡で自分の体を見て、二の腕や腰回りの肉を手で触ってみて、このままではいけないと私は強く思った。
このまま今までと変わりなく食べ続けていれば、日に日に体重は増加し、コロンコロンの体型になってしまうだろう。
痩せなければならない。
間食を控え、食事制限をして、運動をして、何としても痩せなければならない。
今年中にマイナス5キロ、即ち元の体重に戻すこと、それが私の目標である。
何としても達成しなければいけない目標なのである。