パスワードの効力衰退
インターネット上のサービスを利用するときに、IDとパスワードが必要なことが多い。
クレジットカード情報や住所などの個人情報を保護するために、セキュリティが強化されているサービスへログインして使うからしょうがないことだ。
しかし、パスワード地獄と言われるほど、私たちは生活している上で様々なパスワードを記憶しておく必要があるので、結局の所便利なのか分からない。
私は、紙にIDとパスワードを書いてパソコン画面のフレームに貼っているほどだ。
セキュリティも何もあったもんじゃない。
すべてのサービスで共有できないし、英数字6文字かと思いきや、こちら英語8文字、というかんじに、サービスごとに違うので覚えにくい。
そんなパスワード地獄から解放されるのが、未来のインターネットだと思う。
未来、といっても5年もかからずに解消されるだろう。
だって「パスワードが分からないからログインできない」問題はもう10年くらい続いている。
忘れる方が悪い、ずぼら、だと言われて個人の問題にされそうだが、そもそもこのサービスに必要か?というものにまで設定しなければいけないので大変だ。
解消の案としては、革新的な技術を用いた方法がある。
生体認証の中でも、静脈や瞳、手の甲のシワなどがある。
銀行のATMでもすでに指紋認証が取り入れられている。
しかし、各自が読み込むための端末を導入しなければいけないと思うと、コストがかかる。
あとは、変換するタイミングやタイピングの速さなどの癖で本人か見分ける技術もあるという。
こちらはコストがあまりかからないし、正確さも97%と言われていて、現実的に導入しやすいそうだ。
画面に指をタッチしたら指紋認証できる、というのが個人的には一番便利だと思う。