社内ランというものでまごつく
社内ランというのは一体何か。
頭の中が完全にアナログな私は、先日wi-fiというものの存在を知ったばかりである。
そして未だに、「wi-fi飛んでますか?」という質問の意味は理解していない。
wi-fi用の、携帯でもスマホでもない何だかしらないがポータブルのものが各電話会社から発売されているようだが、あれは一体なんだ。
そんな私は、社内ランたるものが一体何なのか、今をもっても分からない。
ランといえば、無線ランとか有線ランとかいうのはよく聞く。
でもそのランが、RANであるということも実は最近知った。
てっきりRUNだと思っていた。
線が走っているからRUNであると信じて疑っていなかったが、どうやらそれは違うらしい。
私の勤めている会社では、プリンターがたったの1台である。
それを、パソコン4台で共有したいと思っている。
現在2台は共有できているが、1台は全くの独立でプリンターそのものすらインストールしていない。
そしてもう1台は、インストールできているが共有できていない。
スーパーアナログなのはなにも私に限ったことではなく、わが社の社員みなスーパーアナログなので、はなからインストールされてもいない1台は捨て置くとして、インストールされている1台だけは何としても共有したいところである。
そこで、私はインターネット上の知恵袋に投稿された、「社内ラン」に関するものを探しまくったのである。
頭の悪い私でも、社内ランと言うのが社内のPCをつなぐものであろうということくらいは想像がついたのである。
ところが、その投稿の内容が余りに高度でさっぱり要領を得ない。
おそらくは多少PCに詳しい人にしてみれば笑ってしまうほど低レベルのことなのであろうが、我々のその類のことに関する知識は小学生のそれよりも程度が低いかもしれない。
結局さっぱり分からないまま、その宙ぶらりんの1台に関しては、プリントする際に毎回毎回大元のコードと繋げてプリントしているのである。