患者に説教する医者がウザい
私は元々体が丈夫な方ではなく、嬉しくないことに病院の常連だったりします。
幼い頃に比べて、今は大分健康になりましたがそれでも通いすぎて院長を始めスタッフ全員と馴染みになってしまった病院もあります。
今、馴染みになっている病院は医者とウマが合う所で、
私の生活リズムや性格、さらに仕事の状況、仕事に対する姿勢を尊重した上で治療をしてくれる所です。
恐らく、私はそこの病院しか受診出来ないでしょう。
というか、受診したくありません。
それは、過去に苦い思いをしたからなんです。
当時、私は公務員として仕事をしていました。
公務員というと聞こえは良いですが、所詮公僕なので休みは取れないし、
体調不良ぐらいでは無理をして仕事をしないと仕事が追いかけてきて自分の首が閉まってしまいます。
しかも私がいた部署は世間からは花形と思われている部署だったんですが、
実態は花も団子もなく、夜も寝られず食事もまともに取れない不健康まっしぐらの部署でした。
少し風邪気味だった私ですが、市販の薬でなんとか凌いでいました。
だって、医者に行く暇無いんですから。
しかし、とうとうダウン。
いつもの馴染みの病院に行ければよかったんですが、当時住んでいた場所は、遠く離れた異郷の地。
その土地の腕利きの病院を教えてもらい、受診しました。
そこで医者から一言。
「どうして、こんなになるまで病院に来なかったの?そんなに仕事が大事?」
その一言に違和感を覚えた私。
「だって、生きる為に仕事してるんだからさ。
あなたの医療行為は、道楽ですか?私の変わりはいないんだから多少無理するでしょう。」
のど先まで出ていましたが大人の対応で「すみません。」と謝り、二度とその病院には行っていません。
やっぱり、仕事のペースとか価値観とか分かってくれる病院が一番です。