職場の友人

以前勤めていた会社で、職場の友人と終業後に食事をする機会が何度かありました。
毎日会社で顔を合わせているのですが、やはり場所が変わればゆっくりできますし、気分も違うと言うものですよね。

おいしい食事を取りながら、会社の人間関係や仕事について話すことで、ストレスの発散をしていました。
私にとって、その友人と過ごす時間はとても価値のある時間だったように思います。
その友人と一緒に仕事をするようになった当初は、「この子とは性格が合わないかもしれないなあ」と悩んでいたのですが、一緒に仕事をしているうちに、いつの間にか自分の中の凝り固まった考えがなくなっていました。
それどころか、「前はこうされてムッとしたことがあったんだよ。」と正直に話すことができるようになっていたのです。
一緒に過ごした時間と言うのは不思議なものですね。
自然とそんなことが言える様になっていたのです。
私自身、慣れない相手にハッキリとした意見を言えない性格のため、こんな気持ちになったことに驚きを感じていました。
それは一緒に過ごした時間の長さもあるとは思うのですが、合わないと思っていた相手の性格に、自分に似通ったところを発見したからなのかもしれません。
こんな風に腹を割って話すことのできる友人ができたことは、私にとって本当に貴重なことだと感じています。
その友人とは、地元を離れた今でも連絡を取り合えていますし、今後も大切にしていきたい友人の一人です。

軽い気持ちで紹介したくないと思う

晩婚化とか結婚しない人が増加していると聞くことが多い今、何とか早めに結婚させようと考える人も少なくないのかもしれません。
当の本人よりも、周りの方が一生懸命であることも多いような気がします。

良い縁談の話しを持ってきてくれる人は、昔からいたと聞きます。
このような方がいらっしゃったおかげで、内気で異性と話しがしにくい方も、上手く結婚することができたと何かで聞いたこともあります。
本当に素晴らしい良い存在だと思います。
しかし今、本人が全く結婚する気が無いのに、無理やり話を持ってきて進めたり説教してまで結婚させるのは如何なものかなと思います。
本人が結婚を強く望んでいて相手を探している場合や、誰か良い人がいたら紹介してくれと依頼されているようなら問題無いのです。
しかし、とにかく早く結婚させようと誰でも良いからと言ったら失礼かもしれませんが、そんな感覚で会わせようとする方もいます。
私はこれには強く反対しています。
全員ではありませんが、面白半分でこのようにくつけようとしようとする人達。
私も、こんなおばさんの餌食になってしまったことがあります。
男性を紹介するのに、何度も「ごめんね」を連発するのはどういうことでしょうか。
職場の先輩は何を求めて、私にその男性を会せようとしていたのでしょうか。
それが、今もモヤモヤしたまま心の隅に残っているのです。
私は、誰かにやみくもに紹介するようなことはしません。
お願いされた時に、一度だけ紹介したことがあります。
もちろん、本当に優しくてステキな男性です。
自分が嫌な思いをしたからなのか、軽い気持ちで紹介することを許せないのです。

«
»